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ジェンダーがやって来た

著者:船橋邦子


ジャンル:フェミニズム/ジェンダー論
四六判(タテ188mm×ヨコ128mm) 上製本 190頁
定価:本体1,700円+税
ISBN 978-4-89618-018-6 C0036
1996年12月20日第1刷発行
2000年4月1日第7刷発行
装幀:菊地信義


初の全国公募でやって来た、佐賀県立女性センター・生涯学習センター「アバンセ」初代館長の、女と男の平等な社会をめざして発信した熱いメッセージ。まだなじみのなかった「ジェンダー」概念を地域に広げ、世の中の問い直しに邁進したフェミニストの奮闘記。

▶︎目次
1章
 「佐賀新聞」1995年11月~96年12月掲載のコラムより45篇
2章
 やさしさ賛歌
 「アバンセ」開館の年を迎えて [対談]樋口恵子
 「アバンセ」の役割と女性政策
 「アバンセ」のめざすもの
 第四回国連世界女性会議に出席して
 あなたが動き、私も動く  地域が変わり、世界が変わる
  [佐賀女性会議'95シンポジウム]
  アン・ウォーカー/ヘマ・グーナティラケ/加藤邦子
 沖縄少女暴行事件が教えたもの
 女性の力で、農業の楽しさを広めたい [対談]亀川智枝
 視野広げ地域から世界へ――佐賀で1年半
 家族だけの介護は限界に

▶︎著者プロフィール
船橋邦子(ふなはし くにこ)
1944年、兵庫県に生まれる。お茶の水女子大学卒業。女性の社会参画を求めて、NGO活動に、20年近く携わる。アジア女性会議ネットワーク会員。1994年12月に、佐賀県立女性センター・県立生涯学習センター「アバンセ」の初代館長に就任。
その後、大阪女子大学女性学研究センター教授、和光大学教授を歴任。アジア女性資料センター理事。
主な著書に『知っていますか? ジェンダーと人権 一問一答』(解放出版社)、『フェミニズム入門』(共著 JICC出版局)、『自治体政策とユニバーサルデザイン』(共著 学陽書房)、『女たちの21世紀 №81:特集 世界会議から20年』(共著 夜光社)、訳書に加藤シヅエ(原本は英文)『ふたつの文化のはざまから』(青山館、のち不二出版より再刊)などがある。