アルプスの時

著者:岩切岑泰・岩切綾子


ジャンル:紀行エッセイ
A5判(タテ210mm×ヨコ145mm) 上製本 258頁(カラー口絵24頁)
定価:本体2,500円+税
ISBN 978-4-89618-037-2 C0095
2006年10月1日発行
装幀:菊地信義


山の見える風景を求めて、夫婦で歩いた、涙と笑いあふれる旅の記録。口絵に山岳画家としての55年の画歴を一望する岩切岑泰の作品27点を収録。


▶︎目次
口絵(岩切岑泰)
Ⅰ 旅の贈物(岩切綾子)
街角の親切/奇跡/高い月謝/ライセンスがない!/ベルギーの恩をスイスで/シュン/セガンティーニ巡礼/吾作/ドクター北村/コルマールの母親/ああ、アルル

Ⅱ 旅の記憶(岩切岑泰)
アルプス3人行/3つの雪山――梅里・玉龍・白馬/秘境チトラール/チベット横断


▶︎著者プロフィール(略歴は本書刊行時のものです)
岩切岑泰(いわきり みねやす)
1935年宮崎市生まれ。東京学芸大学・美術科卒業。38年間、公立中学・高校教師。1974年、「一水会賞」を受賞、会員となる(2001年、退会)。日本山岳画協会、日本山岳会、日本美術家連盟会員。

岩切綾子(いわきり あやこ)
1937年静岡市生まれ。津田塾大学・英文科卒業。37年間、公立中学・高校教師。父の影響もあり、幼児から旅行好き。76年、初めて海を渡りロンドンへ。訪問国45。美術・映画・演劇の鑑賞を楽しむ。