著者:柴原三貴子(文と写真)
ジャンル:海外紀行/イスラーム/ノンフィクション
四六判(タテ188mm×ヨコ128mm) 上製本 297頁(カラー写真24頁)
定価:本体2,500円+税
ISBN 978-4-89618-061-9 C0095
2012年11月30日発行
装幀:菊地信義
インドの小さな村に住むムスリム(イスラーム教徒)の女たちに寄り添うようにして過ごした日々を綴る。すぐれたノンフィクションでもあり、文化人類学者も描けなかったすぐれた民族誌にもなっている。2005年刊行の旧版に本文68頁とカラー写真8頁を加えた増補新版。
▶︎目次
1 はじめに
2 1999年・秋
3 1999~2000年・冬
4 2000年・春
5 2000年・夏
6 2000年・秋
7 2006年・春
8 2007年・冬
おわりに
▶︎著者プロフィール
柴原三貴子(しばはら みきこ)
1968年、東京に生まれる。立教大学在学中より写真を学び、1989年に初めてインドを旅する。94年にウッタルプラデーシュ州のマクドゥミア村のムスリム(イスラーム教徒)一家を訪ねて以来、毎年のように村に通う。99年の秋から1年間一家と暮らし、その体験を写真に収める。2001年デリーで写真展を開き、東京新聞にエッセイを連載する。そのエッセイをもとに、本書の初版を書き上げる。2007年にパキスタン人と結婚してムスリムとなり、2児を育てている。