本文より
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だから からすは

著者:岡崎 立(絵と文)


ジャンル:絵本
B6判変型(タテ128mm×ヨコ148mm) 上製本 40頁
定価:本体1,400円+税
ISBN 978-4-89618-065-7 C8771
2016年8月19日発行
装幀:菊地信義


野鳥の細密画家として傑出した筆をふるった著者が、身につけた種々の技法を駆使して描く。幼児からおとなまで楽しめる創作絵本。なぜ、からすは真っ黒けなのか。そのわけは……。B6判変型の小型本。


▶︎著者プロフィール
岡崎 立(おかざき りゅう)
1950年、愛知県豊橋市に生まれる。
県立時習館高校を卒業後、岡山大学工学部を学生運動を機に中退し、国内外の各地で生き方を模索する。1976年、美学校(東京)で細密画と出会い、作家を志す。野鳥に的をしぼり、残された雑木林を求めて東京近郊を転々とし、1995年に青梅市に落ち着き、たゆまず培ったフィールドノートから、博物画の域をはるかに越えた数々の作品を生む。
個展や、美学校以来のパートナーで植物画家の、松岡真澄との合作による二人展をストライプハウス美術館(六本木)、SPICAMUSEUM+ギャラリーcomo(青山)などで催し、著書『鳥百態』『野鳥フィールド日記』(山と渓谷社)、松岡真澄との共著『鳥暦花便』(小学館)などを刊行する。そのかたわら身につけた、木口木版画、銅版画、造本などの手法で絵本作りを試み、新境地を開きつつあった2004年、くも膜下出血で倒れ、8月、54歳で逝去。翌年、ギャラリー悠玄(東京銀座)で遺作展が行われた。(木犀社ロゴマークは岡崎立の制作である。)